ちゃんゆいの朱里

先月のこと、待ち焦がれていた休みが手に入りましたので妻から勧められた本をずっと読んでいました。読んだ本はマイナーなのですが村上春樹の「最後の息子」という本で、この本は読みやすい本である一方で、すこぶる面白いストーリーとなっています。

作品の流れとしてはサッカー選手と弁護士が織りなすコミカルな会話に対して、アメリカの戦争について深く考えさせられる展開で、色々な考え方をすることで最後の最後まで読み続けてしまいました。
日本を代表する有川博の作品は毎回1日で読み終えるほどで、構成が分かりやすく尚且つ作品自体が練られているため読み終わった時には感動で毎回涙を流してしまいます。

本がこれほどまでに好きになったのは幼いころからではなく意外と趣味歴は浅かったりしますが、師匠からの言伝ですが文章に触れるということはその人の人間の経験値をいっきに高めてくれます。
毎日読んでやろうと思っている意気込みですが、私は年間20冊程度しか読めません。それでも25歳までは1冊も読んでいなかったほどでしたからこうして読書癖を付けられたことでそれだけで満足しています。

今後の人生も日々少しでも良いので新しい作者達と出会い、生活にキラキラ光る豆知識を与えてくれる作品に出会いたいです。
ご覧の皆さんも一回作品に触れるという事を楽しんでみてみてはいかがでしょうか。お金のかからないホビーであるし、人としても大きく成長できると思います。